ジャズギタリスト George Van Eps

ジャズギターに最も影響を与えたジャズギタリストの一人、George Van Eps。Van Epsの功績はとても大きいですが知名度は低い。George Van Epsは1913年に音楽一家に生まれ、9歳からバンジョーを始め、14歳の時にジャズギタリスト、Eddie Langの影響でギターへ転身。George Van EpsはEddie Langにギターを教えていただきEddie Langの影響があると思われる。1935年と1936年に出版されたEddie Langの教則本とGeorge Van Epsの教則本と見比べるとギターを考えるアイディアも似てる。Eddie Langの演奏とGeorge Van Epsの1950年アコースティックギターをピックで弾いている演奏スタイルは似てるが、George Van EpsがのちにGretschエレキギターへ変り指弾きになり,コードの動きは細かくなり、トップノートはもちろん中音の伴奏部も細かく動き、さらにベースラインも複雑になりGeorge Van Eps自身の演奏スタイルが確立している。George Van Epsは1930年代にはギターメーカーEpiphoneへ7弦ギターを考案しスチール弦での7弦ギターが誕生し、後にエレキギターではギターメーカーGretschが1960年代にGeorge Van Epsモデル7弦ギターが誕生する。George Van Epsの考えるギターはギター自体がフルオーケストラのようなものでそれをさらに幅を広げるために低音7弦を加えたと考えられる。 

George Van Epsの存在がなければジャズの楽器パート類の中にギターは無くなっていたのではとも思ってしまう。まだエレキギターが世に出回る前からバンドでギターを弾き、ビックバンドのような大きなアンサンブルがポピュラーになりギターの音が多くの管楽器にかき消されるようになり、多くのギタリストはバンドから抜ける中George Van Epsはバンドに残りひたすらリズムを刻み続けていた。初期のBenny Goodmanビックバンドでも活躍し、後からBenny Goodmanバンドに入ってくるギタリストにギターを教えるなど影響力は大きい。Goerge Van EpsはPete Kellyでの活躍も忘れられない。伴奏はもちろん所々George Van Epsのピック弾きでのソロが聴ける。

George Van Epsは独自のスタイルでソロギターでありフルオーケストラのようなイメージで演奏をしているように聴こえる。George Van Epsのように弾こうとしても難しい。本人は簡単そうに弾いてますがかなり難しいです。弾けたとしても一通りGeorge Van Epsの演奏してる曲をコピーし覚えてそのまま弾く感じで、あのスタイルをアドリブで弾いているのはGeorge Van Eps本人だけかな。

George Van Epsの後期のHoward Aldenとの活躍でジャズ界での知名度はかなりあ上がったかと思います。Howard Aldenとの出会いは80年代、90年からアルバム、ツアー活動。

Howard Alden + Goerge Van Eps on Youtube

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