エレキギターのメンテナンス

エレキギターを続けていく内に自分で弦は交換できるようになるが、それ以上はなかなか踏み込めないエレキギターのメンテナンス。ネックの調整とブリッジ調整は自分でやるという方もいます。しかし、メンテナンスもネットや本で調べても、台数、経験を積まないと上手く出来ないです。自分のお気に入りのエレキギターをリペアショップに預けるにあたりどんな作業するのかリペアマンと話ができるといいかと思います。
自分はリペアはしないけど基本的なリペアはどんなことをするのか知っておきたいと思う方にはこの「メンテナンス・ブック」がお勧めです。全てカラーページでエレキギターの基本的な調整の仕方が丁寧かつ手短に載っています。ネックの調整やブリッジ調整がフェンダータイプやギブソンタイプのギターで説明されています。この本は1冊あるといいと思います。もっと深くエレキギターについて知りたいという方には「エレクトリック・ギター・メカニズム」がお勧めです。タイトルの通りメンテナンスブックではなくパーツ、木材、電気配線など事細かく説明されており、エレキギターの仕組み構造を学べます。
ことらはギターリペアでは定番中の定番の会社「Stewart-MacDonald」、リペア工具、パーツ、ギター用木材や独自のリペア工具の開発をされている会社。Steart-Macからも何冊かリペアの本が出来ています。その中でも代表的な「Guitar Player Repair Guide」がお勧め。簡単なメンテナンスの基礎知識から自分でできるメンテナンスからもっと精密な深掘りしたメンテナンスまで細かく載っています。また個々のプロのミュージシャンの調整の基準が掲載されており参考になります。昔の本にはDVDはありませんでしたがこちらの第3版目にはDVDもついてます。Steart-Macに世界各国のリペアショップからから集められた独特なリペア法のリペアのアイディアブック「Trade Secrets」も見ていると面白い発想が載ってます。またSteart-Macから出ているリペアのDVDもとても分かりやすく見ていてまるほどとつぶやいてしまいます。FednerとGibsonの配線のDVDにはヴォリュームをあげていくとどの様に電流が流れ、トーンはどのような働きをするのかアニメーションで面白く分かりやすいです。中でもお気に入りは「Guitar Electronics & Hot Rod Technologies」のDVD、内容は濃くやはりDan Erlewineさんの説明はとても分かりやすい。

リペアショップもたくさんあり、リペアショップの中でも愛着のある自分のギターを台無しにされてしまうこともあります….そのリペアマンの修理の仕方や考え方が独特だったり、素人のリペアマン、雑なリペアマンもいます。またリペアの相場よりかなり高額な修理代を請求してくるリペアショップもありますのである程度の相場を調べておくといいと思います。そこでリペアってどんなことやるのかなと勉強になるお勧めな本を紹介させていただきました。定期的なメンテナンスにリペアショップに出すことをお勧めします。自分のギターがこんなに弾きやすかったんだ!って新たな発見になるかもしれません。

教材

前の記事

リズムの基礎
エフェクター

次の記事

MXR Distortion +