練習、演奏の考え方、見方が変わる本
日々の練習で行き詰まったり挫折感、スランプに落ちる方は多いと思います。また本番の演奏でいつも失敗し絶望感を味わう方も多いかと思います。上手い人を見ると…あんな風に失敗せず堂々と演奏できたらな〜と思う人も多いかと思います。なんで上手い人はあんなに簡単に弾けるのかな〜って思ってします。上手い人は基本たくさん練習した日々が何年間はあり又は現在も何時間も練習を重ねています。やはり数を重ねただけのことはあります。でも?中にはそんなに練習するモチベーションがなかなかないと言われる方もいます….いきなりたくさんの事をやろうとしてもステップがありますのでだいぶ先の事は考えず、目の前にある課題をゆっくり自分のペースで正確にこなしていけばとても集中でき実のある練習ができるかと思います。上手い人ほど演奏の見方、考え方を自分なりに理解しやすくシンプル頭の中を整理り楽器を楽しんでます。この”Effortless Mastery” by Kenny Werner の本では肩の力を抜いていかに楽しく演奏するかを教えてくれます。読んでいくと自分に当てはまる事ばかりで「ハッ!」させられます。この本によってどれだけ音楽を難しく考えていたのか….どちらかと言うとそもそも難しくない事なのに自分が難しくしていたかもしれません。場合によっては情報や知識がたくさん増えるほど出来ない事も増え挙げ句の果て何も弾けなくなってしまうかもしれません。まだ僕がジャズを始めたてスケールやアルペジオを覚えたてで、チャーリーパーカーになりきって自分が思うがままに好き勝手に(デタラメに)弾いていた時はとても気持ちよかったです。これがいい!怖いもの無しって感じでした。そのな頃の自分を思い出させてくれる本でもありました。こちらの本は日本語版もあります。日本語版の本のタイトルは「エフォートレス・マスタリー ~あなたの内なる音楽を解放する~」です。
またギタリストで演奏法を交えてメンタル面、演奏の仕方など見直した方にはこの本を強くお勧めです。”The Natural Classical Guitar : The Principle of Effortless Playing” by Lee F. Ryan
今現在、抱えきれない、カバーできないほどの音楽の考え方やその独自の理論があります。全てマスターするのは無理です。最小限自分が気に入った音楽理論やメソッドを絞りそれを追求するのがいいかと思います。