動画はじめました「ジャズギターアドリブ〜メロディックアイディア「枯葉」」

今回初めて動画を投稿させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。初回の動画はジャズギターのアドリブについてジャズスタンダード集から「枯葉」を取り上げメロディックなラインを意識したアドリブのベース(基盤)作りを紹介させていただきました。アドリブと聞くとコードに沿ったアルペジオ、スケールを弾くといったイメージをされるかと思いますが今回はもう少しメロディックなラインを意識したアドリブを考えてみました。かといってコードに沿ったアルペジオ、スケールでのアドリブを否定するわけではありません。当教室でもコードに沿ったアルペジオ、スケールでのアドリブを活用し、とても参考になっております。「枯葉」はモチーフのようなメロディックラインが作りやすいので初めてメロディックなラインを考えるには参考になる曲かと思います。もちろんメロディックラインを作らなくてもメロディーを意識しアドリブをとるのはとてもいいと思います。しかし、アドリブの最初にメロディーをシンプルに砕き自分の耳に心地のいいメロディックラインを作ることで自分のアドリブが機会的でなくメロディックなラインになるかと思います。

まず最初に曲のメロディーを丁寧に弾きます。メロディーは楽譜で拾うよりCDから落とすことをお勧めします。メロディックガイドトーンは自分の好きなように作って構いませんが、なかなか最初のうちは難しいかと思います。レッスンの中でも徐々に生徒さんも上手に作っています。作ったメロディックトーンをベースに次のコーラスからアドリブをします。アドリブでメロディックトーンから外れても頭の中にメロディックガイドトーンが鳴っていれば自分を見失うことはないでしょう。まずはシンプルにメロディーのようなアドリブをとってみましょう。

曲のメロディー、メロディックガイドトーン、アドリブも弾きながら「ラ、ラ、ラ〜」などで一緒に声に出して歌えるといいですね。弾いている音と歌っている音がずれていても構いません。また1音1音歌わなくてもその流れに合わせて歌うことでその弾いてるメロディー、ライン、フレーズに感情が入り演奏が生き生きします。

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