Fender Jazz King
Fender U.S.A. がスチールギター用アンプ “Steel-King” を元にジャズギタリストのために設計し作り上げて最高傑作トランジスタアンプ “JAZZ-KING”。アーチトップギター、ホローボディギター用にクリーントーンを突き詰められたアンプ!このアンプの音を個人的にとても気に入ってます。ジャズのクリーントーンの音作り、重低音でありながら芯のあるクリアな低音から真空管のようなファットで甘い音ととても幅が広い。トータル的にトランジスタの音ですが、通常のトランジスタアンプより音域に余裕があります。
フロントパネルにはINPUTが1つギター入力、Input Padのスイッチで高出力のギターでの使用時に-10dB入力感度を下げプリアンプの歪みを防ぎクリーントーン保ちます。通常の場合はInput Padスイッチはオフ(ノーマル)にしておきます。GAINはプリアンプの出力を調整します。GAINの隣にあるPre Amp Clipランプは歪みそうになるとランプが点灯します。点灯した場合はGAINを下げ歪みを防ぎます。EQ TILTは簡単なトーンロール、Low-Highの間でそれぞれ強調したい所に設定します。例えとして部屋の状況、木造、タイルなどに合わせて強調したいトーンをコントロールします。MIDのコントロールには2段階あります。MID FREQ で強調したい200-300-1000の間の周波数を選びMID LEVELで選んだ周波数の効きを調整をします。
BASSはシンプルに低音の調整をします。REVERBで好みのリバーブの効きを調整します。MUTEのスイッチでアンプから音はでなくなります。ミュート使用時にはMUTEの隣にあるランプが点滅します。MASTER VOLUMEで全体のヴォリュームをまとめて調整します。LMITERのスイッチで万が一のパワーアンプの歪み防ぎます。通常はLIMITERはオフにしています。
140ワット、15インチのエミネンススピーカー搭載。リバーブはもちろんスプリングリバーブ。バックパネルにはチューナーの入力があり演奏の合間にも素早くチューニングができます。PAなどに接続可能なXLR出力端子があります。GROUND LIFTスイッチでハムノイズが出た場合にノイズ軽減に使用します。PRE / POST はアンプで設定したEQを使用してLINE OUTで信号を送るか、使用ぜずにLINE OUTへ通すかの選択ができます。エフェクターを使用する場合にもエフェクターループFX SEND / FX RETURNがあります。フットスイッチにはエフェクターループのスイッチ、リバーブのスイッチとミュートのスイッチがありますが基本使ってないのでアンプ内にしまってあります。音の調整もしやすく、音質もとても気に入っていて欲しかったアンプと言ったところです…….重い…..25キロの持ち運びは考えものですがアンプ下にキャスターがついているので平らな所では転がしていけます。このアンプの音をとても気に入っているので先月の演奏に頑張って持っていきました。